マーケットのあり方については、私自身の考えを述べたものなので、異なる見方・考え方の方はたくさんおられると思います。
一方、本の中で紹介した林家(林業従事者、山守を含む)の営みについては、その時点での事実をそのまま写し取ることに努めました。もちろん、私の解釈が影響している点があることは否定できませんが、あくまでも主役は、それぞれの林家であり、こうした人たちがいることを広く知ってもらいたいというのが、今回の出版の大きな目的です。
取り上げた林家は11事例。それぞれの営みを紹介する基本的なコンセプトは「育林」です。昨今は「育てる時代から、利用する時代」といったキャッチフレーズのもと、国産材の「利用」を進めるための施策がさまざまに展開されています。しかし、いま、伐ることができる資源があるというのは、過去の育林の賜物であり、将来にわたって生産を継続させようとするなら、いまも育林に力を入れなければなりません。この本では、「林業は常に『育てる時代』」であるとの考えのもと、それぞれの林家がどのような山づくりを行っているかに注目しました。
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